低音好きの日々

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HandBrakeでProRes読込対応(ffmpeg自前でビルド)

ビデオ編集した後、拡張子.mp4のファイル作るの便利になるね、という話です。(HandBrakeの開発版ビルドしたらProRes読めるようになってました。)

yamaqさんのところで初めて知ったのですが、
http://mount-q.com/yamaqblog/?p=12517
ffmpegがProResのEncode/Decodeに対応してたのですね。

映像をH264(mp4のファイル)にするとき、普段HandBrakeを使ってるのですが、今の公式版だとProResは直接読めません。なのでFinalCutでDVで出力してからHandBrakeに持って行ってました。
だけどHandBrakeの中のffmpegをバージョンアップできればProResを直接読める?
HandBrakeの開発版を自分でビルドしてみました。

因みにHandBrake使っている理由は

  1. フリー
  2. パラメータ色々いじれる
  3. 画質良い(とりあえずの設定でいける)
  4. エンコード速い(ちゃんとマルチスレッド使っているよう)
  5. バッチ処理可能

あとFinalCutから直接h264出力すると遅いからです。

ビルド方法

公式HPでGithubミラーがあることがわかりました。
http://handbrake.fr/
https://github.com/HandBrake/HandBrake

githubから手元に落としてきます

cd (開発用のフォルダ)
git clone https://github.com/HandBrake/HandBrake.git

それでビルド…は普通の方法で迷うこと無くいけました。(XCode入れてること前提です)

cd HandBrake
./configure
cd build
make

ビルドに成功すると、ここにHandBrake.appができたよ、と表示してくれます。なのでそれをApplicationフォルダに持ってくなりします。(今回は HandBrake/build/xroot/HandBrake.app にできていました)

結果、ProResのmov読み込む事が出来ました。
DV挟まなくてよいので画質良くできるのがよいですね。